きもの座・京都 きものQ&A
きものについてのご質問にお答えしております。
Q.糸目友禅とは?
糸目友禅(いとめゆうぜん)には「糊糸目友禅」(のりいとめゆうぜん)と「ゴム糸目友禅」の二通りがあります。
糊糸目友禅:でんぷん糊(真糊)で糸目が置かれた友禅で、歴史的に最も古くから伝承されています。
加工方法は糸目糊置き後、地入れを行い、挿し友禅をして蒸しで染料を染着させ、模様部分を伏せ糊置きしてから地色を染めます。
挿し友禅を行う時点では地色が白のままになっています。
そのため、染められる地色を思い浮かべながら挿し友禅の配色を決めてゆかねばなりません。
また、挿し友禅後に伏せ糊置き、水元(水洗)の工程で染料が流れてしまい、挿し友禅の色が淡くなることがあります。
ゴム糸目友禅:昭和の初めにゴム糊が開発され、でんぷん糊のかわりにゴム糊を用いて糸目を置き友禅する方法です。
糊糸目友禅とは逆に、糸目糊置き後、模様部分に伏せ糊置きし、地色を引いてから蒸し、水元(水洗)で洗い流し、その後挿し友禅を行います。
従って、挿し友禅の菜には地色が染まっているので、挿し友禅の配色が比較的容易です。
現在はゴム糸目友禅が主流となっています。
糸目友禅
糸目友禅による染め
Q.一珍友禅とは?
一珍友禅(いっちんゆうぜん)とは小麦粉を主成分とした石灰、明礬などを含んだ糊、一珍糊を防染糊とし使用した友禅です。
一珍糊独特のかすれの味が表現できます。
ゴム糸目糊やローケツを併用する場合が多い。
Q.無線描き友禅とは?
無線描き友とは、糸目を使用しない、直接的な手描き染の総称です。(素描き)
Q.ローケツ染友禅とは何?
ローケツ染友禅とは、蝋を糊と同じように糸目の代わりに使用したり、防浸として使用します。
技法によって他syな蝋成分を使い分け、また、蝋は種類によって溶かす温度が違います。
代表的なものは、チャンチンという道具を使用したインドネシアなどで見られるインドサラサやバティックなどがあります。
蝋を吹雪の様に生地に加工する(蒔蝋)ことによって点の防浸染をしたりする。
ローケツ染友禅
ローケツ染友禅
 

他にもご質問などございましたらお寄せ下さい。
こちらQ&Aにてお答えさせて頂きます。

お問い合わせ
Entire contents of this site Copyright (C) 2005 KIMONOZA KYOTO All rights Reserved.