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無線友禅、濡れ描、梨地染の研究・開発
竹内工房 竹内義昌

留袖模様 旭日鶴(あさひつる)
留袖模様 旭日鶴(あさひつる)

朝日に羽ばたく鶴と日の光を浴びてきらめく波の様子を描いたものです。



1959年 京友禅の修行に入る
同時に岡本東陽画伯に師事
運筆を習得

1966年

独立、工房を構える

付下・椿・部分
植物園で心にとめた椿を描いたもの。葉は濡れ描き、花は素描で描かれています。


訪問着・波に千鳥・部分
千鳥は金泥、バックの波は濡れ描き。朝の海と群れ飛ぶ千鳥が描かれています。

■作家からのメッセージ
伝統的無線友禅(素描)の軽妙なタッチと濡れ描き友禅独特の技法でしか表現できない幽玄の美を追求し、きものに小宇宙を染め上げたい。
(竹内義昌)



竹内義昌さんは濡れ描き(ぬれがき)、泥描き(でいがき)、液描き(えきがき)、素描き(すがき)などの描き友禅や足づけぼかしなどの技法を使って独自の作風を創り上げている作家さんです。鶴、千鳥、流水、椿など花鳥風月を題材とし、ぼかしの色目は優しい色合いが用いられています。竹内さんの作品は、描き友禅のおもしろさ、可能性をわたしたちに見せてくれるとともに、水と染料が微妙に混ざり合う濡れ描きの幽玄の世界をも演出してくれます 。
(取材:もーど・じゃぽねすく)

留袖・旭日鶴・部分
濡れ描き ・・・下地にふのりを引き、滲み(にじみ)を出すために乾かないうちに直接筆や刷毛で彩色を施す
泥描き ・・・金泥描き。金粉を膠液(にかわえき)でといて模様を描く
液描き ・・・ダンマルゴム液に揮発性染料や塩基性染料を混合して筆や刷毛で描く
素描き ・・・生地に豆汁(ごじる)と少量のふのりで地入れして直接筆や刷毛を使って彩色を施す


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